「鴻」第13回全国俳句大会

月光が降る曼陀羅となりて降る     増成栗人

香具山の平らかな日の袋掛       荒川心星

ものかげの移りてゐたり昼寝覚め    半谷洋子

木洩日に育てられたる梨を剝く     谷口摩耶

 

増成栗人主宰の「鴻」の第13回全国俳句大会が行われ、地元・千葉や東京、宮城や兵庫など、多くの会員が参加し、盛大に挙行された。

ゲストは藤井稜雨氏(「風の道」同人、千葉県会議員)、平山雄一氏(俳人、音楽評論家)、林誠司。

主宰は、あいさつの中で、現在開催中のラグビーワールドカップによって注目された「one for all」「all for one」を紹介し、俳句や結社を含むすべてに通じる言葉だ、と述べ、一人一人の研鑽が結社全体の力になる、今後も互いに助け合い、結社を盛り上げてゆこう、と述べた。

 

【日 時】 2019年10月27日(日)

【会 場】 千葉県市川市・市川グランドホテル

 

主宰挨拶の増成栗人「鴻」主宰

 

 

 

 

 

書家で俳人の伊藤隆氏(中央)の篆書教室も行われた。

 

 

 

 

 

 

 

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