菊地悠太句集『BARの椅子』が週刊新潮で紹介されました!

ジャズ流るニューオリンズの牡蠣を割る  菊地悠太

 

菊地悠太は三十五歳。

ニューオリンズのバーボンストリートへ行ったんだよな。

デキシーランドジャズの店がずらりと並んでプープカヅージャガ生演奏している。

で、牡蠣を割って食べた、と。

名物だもんね。

あと、小さな鰐の料理もあって、ニューオリンズは一晩中をはしごして騒ぐワンダーランド。

序句に角川春樹「麦酒あり菊地悠太の詩を愛す」の激励句が献呈されている。

句集『BARの椅子』(平成31年・俳句アトラス)

 

週刊新潮「新々句歌歳時記」2019年11月28日初霜増大号 執筆:嵐山光三郎

「円虹」300号記念祝賀会大会

「円虹」300号祝賀会 山田佳乃主宰挨拶

 

 

【日 時】2019年11月30日(土)

【会 場】兵庫県神戸市 ポートピアホテル

 

◎司会 吉村玲子

〇開 会

〇民謡演奏  今野響 他

〇主宰挨拶  山田佳乃

〇主賓祝辞  稲畑汀子(日本伝統俳句協会会長)

       稲畑廣太郎(「ホトトギス」主宰)

〇来賓祝辞  宇多喜代子

       大輪靖宏

〇来賓紹介

〇乾 杯   大久保白村

〇来賓挨拶  三村純也

       井上弘美

       木割大雄

〇「円虹賞」授賞式

〇オペラ独唱  髙丸真里

〇花束贈呈

〇閉会の辞  辻 桂湖

 

辻村麻乃句集『るん』を読む会

辻村麻乃さん(右)、岩淵喜代子さん(左)

 

 

【日 時】2019年11月16日(土)17時~

【会 場】東京都港区六本木 ロッポンギフラット

〇挨拶      辻村 麻乃

〇『るん』朗読  辻村 麻乃

〇『るん』の背景 辻村 麻乃

〇俳句を詠むことについて  林 誠司 (聞き手)辻村 麻乃

〇フリートーク・質問

 

 

 

新谷壯夫句集『山懐』が京都新聞で紹介されました!

 

『山懐』(俳句アトラス)は新谷壯夫の第一句集。

平成18年から30年までの、341句を収録。

 

光堂出て五月雨の中にをり

昏れてなほ鉾の長刀光りけり

 

簡潔な叙法による軽やかで硬質な風趣。

二句ともに、印象的な「光」が体感される。

 

鉄棒に真つ直ぐ駆けて入学す

傘の波高く低くと牡丹守る

大方は裏返りたり朴落葉

 

「真つ直ぐ」「高く低く」「大方は」の措辞が生動している。

力感の動き、方向の描出によって、見慣れたはずの景が印象的に立ち上がる。

 

神農祭屋台のくすり売れてをり

万緑や吊橋渡る順きまる

 

出来事を描いた二句だが、景としても味わい深い。

季語「神農祭」「万緑」の、多重なイメージ喚起力の働きだ。

 

洛外やみどりの囲む朱の社

鮎落ちて尖る瀬の音風の音

 

色の対照、音の並列。

実景に蔵された質感が、大胆に鮮やかに造形化されている。

昭和16年兵庫県生まれ。

大阪府枚方市在住。

「鳰の子」同人。

 

京都新聞2019年10月21日(月)「詩歌の本棚」(新刊評) 執筆:彌榮浩樹

 

「鴻」第13回全国俳句大会

月光が降る曼陀羅となりて降る     増成栗人

香具山の平らかな日の袋掛       荒川心星

ものかげの移りてゐたり昼寝覚め    半谷洋子

木洩日に育てられたる梨を剝く     谷口摩耶

 

増成栗人主宰の「鴻」の第13回全国俳句大会が行われ、地元・千葉や東京、宮城や兵庫など、多くの会員が参加し、盛大に挙行された。

ゲストは藤井稜雨氏(「風の道」同人、千葉県会議員)、平山雄一氏(俳人、音楽評論家)、林誠司。

主宰は、あいさつの中で、現在開催中のラグビーワールドカップによって注目された「one for all」「all for one」を紹介し、俳句や結社を含むすべてに通じる言葉だ、と述べ、一人一人の研鑽が結社全体の力になる、今後も互いに助け合い、結社を盛り上げてゆこう、と述べた。

 

【日 時】 2019年10月27日(日)

【会 場】 千葉県市川市・市川グランドホテル

 

主宰挨拶の増成栗人「鴻」主宰

 

 

 

 

 

書家で俳人の伊藤隆氏(中央)の篆書教室も行われた。

 

 

 

 

 

 

 

辻村麻乃句集『るん』を読む会

辻村麻乃句集『るん』を著者本人が朗読。

俳句を好きな人と人をつなげる、そこには「るん」の風が吹く。

※私(林誠司)もゲストとして参加します。

 

【日 時】令和元年11月16日(土)17時~18時30分

【会 場】ロッポンギフラット

     東京都港区六本木7-18‐13 金子第一ビル2階

     ※六本木駅2番出口から2分

【会 費】1,000円(お茶、お菓子つき)

【ゲスト】林 誠司(俳句アトラス代表)

【連絡先】rockrabbit36@gmail.com      辻村宛

 

 

ことごとく未踏 俳人・髙柳克弘の世界展

【開催時期】令和元年11月10日(日)~令和2年2月16日(日)

【会  場】浜松文芸館

      静岡県浜松市中区早馬町2-1 クリエート浜松5階

      電話・FAX 053-453-3933

【料  金】無料

※オープニングセレモニー&講演会

「名句とは何か――挑戦者・芭蕉」

 日時 令和元年11月10日(日)13時30分~15時30分

 会場 クリエート浜松5階 51会議室

 無料 

 定員50名・先着順

 申込 電話・FAXで浜松文芸館へ

 

 

渡辺政子句集『修二会』上梓祝賀会

左より渡辺政子、茨木和生、朝妻力各氏

 

修二会果て矢来の竹の堆し    渡辺政子(句集『修二会』より)

 

渡辺政子「雲の峰」同人の第一句集『修二会』(俳句アトラス刊)の上梓祝賀会が行われた。

当日は、朝妻力「雲の峰」主宰、茨木和生「運河」主宰はじめ、「雲の峰」の40名が参加し、祝辞や詩吟、出し物などを披露し、賑やかに行われた。

 

日 時:2019年9月27日(金)12時~

会 場:奈良県東吉野村 天好園大広間

 

【式次第】

・開会の辞

・主宰挨拶  朝妻 力「雲の峰」主宰

・祝 辞   茨木和生「運河」主宰、林誠司「俳句アトラス」代表

       浅川 正「雲の峰」副主宰

・花束贈呈

・乾 杯

・歓 談

・祝 辞   「雲の峰」同人、会員諸氏

・謝 辞   渡辺政子

・閉会の辞

 

 

成瀨喜代句集『東路』が「海」で紹介されました!

 

 

句集『東路』 成瀨 喜代

 

昭和2年千葉県生まれ、同57年「蘭」入会、平成5年「蘭」同人。

名誉主宰松浦加古氏の序によれば、作者は、野澤節子健在の頃の「蘭」に入会した最古参の一人。

現在91歳。

 

この句集のメインテーマは、

  1. 生涯の文芸の師と仰ぐ野澤節子への格別の思慕
  2. 作者の住む成田市名古屋の風景、とりわけ作者の自宅の前にある小御門神社の美しい聖域
  3. 夫との生活、更に夫亡きあとの思慕

の三つである。

句集名「東路」は、作者の先祖がその創建に携わった「小御門神社」のご祭神太政大臣藤原師賢の歌、

 

東路やとこよの外に旅寝して憂き身はさそな思ふ行く末

 

に因む。

 

句集帯掲載句より10句

 利根川を去るきつかけの嚏かな

 白鳥引く藍の深きを湖に置き

 われに添ふ師の影さくら咲きてより

 亡き夫に謝すことばかり天の川

 待つといふ心の張りや牡丹の芽

 影もまた匂うてをりぬ梅林

 身に入むやおはすごとく置く男靴

 二度訣かるる思ひに捨つる白絣

 星月夜あふぎ逢ひたき人あまた

 

(俳句アトラス 2,315円+税)

 

「海」令和元年9月号 「新刊句集紹介」(執筆・後藤勝久)