松本余一『ふたつの部屋』が読売新聞で紹介されました! 別れても別れても三椏の花 松本 余一 枝が三つに分かれる、だからミツマタというのだとか。 春になると、分かれた枝の先に黄色い鞠のような花を咲かせる。 ミツマタの木全体も大きな黄色い鞠のように見える。 植物の末広がりの増殖。 句集『ふたつの部屋』から。 ―「讀賣新聞」2022年3月22日 四季 執筆・長谷川 櫂-