2018.4.29
俳人協会千葉県支部総会および俳句大会が、千葉・プラザ菜の花ホテルで開催された。
以下は、俳人協会の都道府県別会員数である。
1位 東京 2756名
2位 神奈川 1531名
3位 千葉 988名
4位 埼玉 894名
5位 愛知 794名
6位 大阪 773名
7位 静岡 553名
8位 兵庫 434名
※以下略
(平成29年12月31日)
千葉県支部は東京・神奈川に次ぐ全国3位の会員数を誇る。
ただ、東京・神奈川には支部がない。
よって、千葉県支部は協会最大の支部なのである。
また、協会会長の大串章氏、理事長の能村研三氏も千葉県支部所属。
千葉県支部は、現在、最も活発な支部と言っていい。
当日は百数十名が参加。
総会のあと、鈴木太郎「雲取」主宰の特別講演
「能村登四郎森澄雄を「花鳥風月」から読む」
が行われ、さまざまなテーマで、登四郎、澄雄の作品を紹介し、その魅力と差異を語った。
ちなみに鈴木太郎氏は森澄雄の「杉」の出身であり、千葉県支部顧問の能村研三氏は能村登四郎の長男であり、登四郎の「沖」所属で、現主宰である。
10分間の休憩のあと、俳句大会が行われ、
〈薄氷や書かねば消えてゆく言葉 木村美翠〉が最高点賞となり、支部長の増成栗人「鴻」主宰から俳人協会千葉県支部長賞が贈られた。
選評は鈴木太郎氏、小倉英男「春嶺」前主宰、能村研三「沖」主宰が行った。
懇親会では、増成支部長、鈴木太郎「雲取」主宰の挨拶のあと、一番若い会員・前北かをる氏の発声で乾杯が行われ、祝宴となった。
※俳句アトラスに協会、結社大会やイベントなどをお寄せください。