石井稔句集『顔の原型』が毎日新聞で紹介されました!

アボカドのちやうど食べ頃文化の日

石井 稔

 

皮が全体的に黒くなり、持ったときの感触がやわらかい。

これがアボガドの食べころだが、その食べごろのようになるのが文化というものだ、と今日の句。

句集『顔の原型』(俳句アトラス)から。

作者は1958年生まれ、千葉県佐倉市に住む。

「鉛筆は木の音十一月の音」も稔さん。

この「十一月の音」にもボクは豊かな文化を感じる。

 

 

「毎日新聞」2024・11・2「季語刻々」坪内稔典

 

 

 

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