福島たけし句集『寒オリオン』が讀賣新聞で紹介されました! 人声をただ音と聞き秋の旅 福島たけし (ひとごえを ただおとときき あきのたび) 旅とは何かを通過すること。 人々の話し声をただ音として聞きながら、その街を通り過ぎてゆく。 人間のおしゃべりは音と意味でできているが、意味がわからなければ音のみ。 音楽や小鳥のさえずりと同じ。 句集『寒オリオン』から。 ‐讀賣新聞令和元年8月20日(火) 長谷川 櫂「四季」―