松本和枝(「雪解」同人)句集『釜鳴り』出来ました!

句集『釜鳴り』

『釜鳴り』(かまなり)

著者:松本和枝(まつもと・かずえ)   「雪解」同人 「雪解」選書358

 

一杓に鎮む釜鳴り炉の名残

皆吉爽雨の精神‟和楽交歓”の俳句を求めて

 

和枝さんの、「雪解」創始者・皆吉爽雨への思いは熱く、

師から学んだ写実に徹した叙情句は、

どの句にも温厚な人柄と芯の強さを感じます。

今後も素直に真直ぐに俳句の道を歩んでいただきたいと思います。

―古賀雪江「雪解」主宰―

 

【収録作品】より

涅槃図の灯に鳥獣を数へけり

蛭蓆沼の伝説封じ込め

師の句碑へ越の根雪を踏みにけり

文弥木偶黒衣の泳ぐ春の闇

芋の露こぼれて富士の影迫る

蒔絵師のうすき胡坐や火恋し

一陽来復仏の胸に杢の渦

鰤起し落石網の繋ぐ村

野に響く祝詞奏上虫供養

魚捌く血を滴らす養花天

 

【著者略歴】

松本 和枝

昭和17年 福井県生まれ

昭和49年 「雪解」入門、皆吉爽雨に師事

以後、井沢正江・茂惠一郎・古賀雪江先生に師事

現在、「雪解」同人・俳人協会会員

 

装丁 巖谷純介

印刷製本 中央精版印刷株式会社

私家版

 

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